COLUMN
インタビュアーの横顔、調査の現場、研究の周辺で考えていること。プロジェクトの記事だけでは伝わらない、その「あいだ」にあるものを綴ります。
働きながら、子どもを育てながら、それでも研究をしている人たち=野良研究者の集まり「Tapi's Nora Research(TnR)」が始まりました。7月のある平日の夜、Zoomで行われた初顔合わせの様子を、栗林康弘(qbc)が観察日記として綴ります。
電子書籍、ショートショート、DTM、そして駅伝ゲーム。ジャンルを渡り歩いてたどり着いた「届くべき人に届けばいい」という創作の着地点を、栗林康弘(qbc)が読み返します。
草野球チームをゼロから作り、運営する。プラス35対マイナス65でも、多分また作る──「普通のおじさんがやっている自己表現」を、栗林康弘(qbc)が読み返します。
書くことを仕事にすると、創作の言葉は硬くなる。台湾と日本を行き来するフリーランスライターが語った、執筆とダンスの二つの創作を、栗林康弘(qbc)が読み返します。
元アニメーター。いまはB型事業所からイラストとアニメーションを作り、ギャラリーに出す。「障害を持っていても、自分自身を大切にしながらでも生きていける」というメッセージを、栗林康弘(qbc)が読み返します。
ChatGPTに整理してもらった気持ちを、文章のまま夫に渡した。返ってきたのは「よくわからなかったけど、もう一回読もうと思う」──この応答を「最大の誠意」と受け取る話を、栗林康弘(qbc)が読み返します。
13歳の息子は「お母ちゃんはもう、できることは全部僕にしてくれた。だから僕は施設に行くよ」と言った。デンマークで自閉症の息子を社会に手渡した母の語りを、栗林康弘(qbc)が読み返します。
就労継続支援B型の工賃の現実を「ありえないでしょう?」と笑い飛ばし、大豆から豆腐を作って売る。「学び続けられる職場」を掲げる事業所の話を、栗林康弘(qbc)が読み返します。
週3日、午前中の3時間。体育の先生なのに運動を強要せず、人生ゲームを延々と続ける日もある支援教室。「クラスに戻すことをゴールにしない」関わり方を、栗林康弘(qbc)が読み返します。
暴れる子には先生が総出で向き合う。静かに困っている子には、誰も気づかない──学校を巡回し、一人ひとりの「見えている世界」を先生に翻訳する心理士の語りを、栗林康弘(qbc)が読み返します。
漢字を「絵」として見る子には、10回書かせるより10秒見つめて模写する方が効く。診断名ではなく目の前の子を見る学習塾の実践を、栗林康弘(qbc)が読み返します。
「いつまでに産まないといけない」という考え方自体への違和感。子どもを「別の生き物」と捉える責任の感覚。遊星さんの語りを、編集・制作担当の栗林康弘(qbc)が読み返します。
「産んだら母性が湧いてくる」と言われて産んだ。湧いてこなかった。母性ではなく責任感で育てている──めいさんの語りを、編集・制作担当の栗林康弘(qbc)が読み返します。
死生観が固まらないまま子どもを持つことの「無責任さ」を自覚した上で、それでも持った。子どもは「親に対する僕の答え」──ポンプさんの語りを、編集・制作担当の栗林康弘(qbc)が読み返します。
「子どもを持たない選択をした」のではなく「持つ選択をしなかった」。この言い直しに、人生の実像が詰まっている──Aさんの語りを、編集・制作担当の栗林康弘(qbc)が読み返します。
子どもは一貫して欲しいと思ったことがない。でも、それは大っぴらに語れることではない──語る場所のなさごと語ってくれたサイトウさんのインタビューを、栗林康弘(qbc)が読み返します。
「結婚したら子どもができるもの」という前提が崩れたとき、残ったのは「できない私って何だろう」という問いだった──ことこさんの語りを、栗林康弘(qbc)が読み返します。
「違いを尊重する社会」の理想と現実。〈多文化主義〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第132回。
「人がどう見るか」が、現実を作る。〈状況の定義〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第131回。
都市を「同心円」で読む、シカゴ学派の発想。〈同心円地帯理論〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第130回。
「最悪の瞬間」に立ち上がる、人々の連帯。〈災害ユートピア〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第129回。
「国家だけでは決められない」時代の意思決定。〈ガバナンス〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第128回。
「合理的な個人」が、いちばん損をする構造。〈囚人のジレンマ〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第127回。
「みんなのもの」が、なぜ守れないのか。〈共有地の悲劇〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第126回。
「社会システム」を分析する、4つの機能。〈AGIL図式〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第125回。
「自分で自分を作り続ける」システム。〈オートポイエーシス〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第124回。
「ある時代の、ある社会の人」に共通する性格。〈社会的性格〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第123回。
「教科書には書かれていない」教えられ方。〈隠れたカリキュラム〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第122回。
「不安定な働き方」が、新しい階層を作っている。〈プレカリアート〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第121回。
「事実より、感情」が政治を動かす時代。〈ポストトゥルース〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第120回。
将来の世代への責任を、現在の選択に組み込む。〈持続可能な発展(SDGs)〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第119回。
「自由」と「公正」を同時に掲げた政治のかたち。〈第三の道〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第118回。
「大きすぎる理論」と「小さすぎる現場」のあいだで。〈中範囲の理論〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第117回。
「少数派の声」が、消えていくメカニズム。〈沈黙の螺旋〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第116回。
「根拠のない噂」が、現実を作ってしまう。〈予言の自己成就〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第115回。
「能力で決まる社会」は、本当に公平か。〈メリトクラシー〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第114回。
「街がきれいになる」ことの、もうひとつの顔。〈ジェントリフィケーション〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第113回。
「見えない危険」と、どう向き合うか。〈リスク社会〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第112回。
「笑顔をつくる」ことが、労働になる時代。〈感情労働〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第111回。
「お金以外の資産」が、人生を左右する。〈文化資本〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第110回。
「現実そのまま」ではなく、「単純化したモデル」で社会を見る。〈理念型〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第109回。
ルールが揺らいだとき、人は何を失うのか。〈アノミー〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第108回。
「家族って、こういうもの」が作られた時代。〈近代家族〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第107回。
「内側」も「外側」も、信頼しない設計。〈ゼロトラスト政策〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第106回。
都市は「衰退の時代」を経験する。〈発展段階説〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第105回。
「個人の行為から、社会を組み立てる」立場。〈方法論的個人主義〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第104回。
データから「結論」を導く3つの仕事。〈統計的方法・統計的仮説検定・統計的推定〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第103回。
「グループのまとまり」を、数字で測る。〈級内相関係数〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第102回。
「ばらつき」を、ひとつの数字で捉える。〈分散〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第100回。
「たくさんの変数」を、「少ない指標」に要約する。〈主成分分析〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第99回。
「目に見えない何か」を、データから取り出す。〈因子分析〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第98回。
「自由に決められる値の数」という、統計の基本。〈自由度〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第97回。
「個人」と「集団」を、同じモデルで読む。〈マルチレベル分析〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第96回。
「外側」のすべてが、内側に影響する。〈環境〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第95回。
「社会は、個人の総和を超える」という立場。〈方法論的集団主義〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第94回。
「GDPだけで、社会は豊かになるのか」。〈社会開発〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第93回。
「見えない経済」が、私たちの暮らしを動かしている。〈シャドーエコノミー〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第92回。
「人が動く」ことが、社会のかたちを変える。〈人口移動〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第91回。
「職人技」を、社会学のことばで。〈熟練労働〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第90回。
「ふつう」が作られていく現場。〈学校文化〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第89回。
「人と人の関係」を、秩序として捉える。〈社会組織〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第88回。
「効率」だけが残って、「意味」が失われる社会。〈理性なき合理性〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第87回。
「立場が違えば、見え方も違う」とどう向き合うか。〈相対主義と相関主義〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第86回。
19世紀の貧困政策が、いまも私たちに問いかけるもの。〈院外救済の禁止〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第85回。
福祉は「3つの方法」で支えられている。〈福祉の社会的分業〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第84回。
国営・公営から、民間へ。〈民営化(プライヴァタイゼーション)〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第83回。
「市場に任せる」のは、何を意味するのか。〈市場化〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第82回。
経済は、社会のなかに「埋め込まれて」いる。〈埋め込み〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第81回。
「自治体から」民主主義を作り直す試み。〈ミュニシパリズム〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第80回。
政府と利害団体の、特別な協調関係。〈コーポラティズム〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第79回。
「もうひとつの声」が照らすもの。〈正義の倫理とケアの倫理〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第78回。
トクヴィルが見た「アメリカ」。〈共和制の議会制民主主義〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第77回。
「内輪で固まる」社会集団のかたち。〈原子力ムラ〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第76回。
「私たちの暮らし」が、誰かの環境を侵すとき。〈生活公害〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第75回。
「強者が生き残るのは自然」という、危険な拡張。〈社会進化論〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第74回。
福祉は「誰から誰へ」流れているのか。〈水平的再分配と垂直的再分配〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第73回。
「ゆりかごから墓場まで」を生んだ青写真。〈ベヴァリッジ報告〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第72回。
「数字」と一口に言っても、4種類ある。〈名義・順序・間隔・比例尺度〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第71回。
「何が、どれくらい効いているのか」を数式で見る。〈重回帰分析〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第70回。
「役職」が、その人を従わせる近代の発明。〈合法的支配〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第69回。
「あの人だから、ついていく」を支える力。〈カリスマ的支配〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第68回。
「あたらしい家族のかたち」を、社会学のことばで。〈混合家族〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第67回。
「見せびらかすために、お金を使う」という発見。〈誇示的消費〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第66回。
「小さなほつれ」が、大きな崩れに繋がるという見方。〈割れ窓理論〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第65回。
「昔からそうだから」が、ものを動かす力。〈伝統的支配〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第64回。
「お互いさま」を、社会の真ん中に置く。〈相互扶助〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第63回。
ビスマルクから始まった、近代の発明。〈社会保険〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第62回。
「困っている人を助ける」の、ふたつの広がり。〈福祉〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第61回。
「全部に聞かなくても、全体が分かる」の前提。〈母集団〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第60回。
「第三の変数」を入れて、関連を見直す。〈エラボレーション〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第59回。
「もつれた糸」を、いっぺんに解きほぐす。〈多変量解析〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第58回。
経済が発展すると、福祉国家になる?。〈福祉国家の収斂理論〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第57回。
21世紀の福祉国家が向き合う、新しい困難。〈新しい社会的リスク〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第56回。
「媒介すること」を主役にして社会を見る。〈メディオロジー〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第55回。
環境問題は、社会的な不平等の問題でもある。〈環境的公正〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第54回。
「身の丈に合った暮らし」を取り戻す。〈ヴァナキュラー〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第53回。
「合理化された世界」に、もう一度立ち上がる非合理性。〈再魔術化〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第52回。
「状況に縛られながら、なお自由である」ということ。〈アンガージュマン〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第51回。
「その差は、本物の差なのか」。〈統計的検定〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第50回。
年齢のせい? 時代のせい? 世代のせい?。〈コーホート分析〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第49回。
二つの変数を「組み合わせて」見るときの基本。〈クロス集計〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第48回。
人や自然を、ぜんぶ「市場」に委ねていいのか。〈脱商品化〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第47回。
社会を動かす、ふたつの力。〈理念と利害〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第46回。
社会を支えている、見えない約束ごと。〈道徳的連帯〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第45回。
メディアの「受け手」は、本当に受け身なのか。〈送り手・受け手研究〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第44回。
文化を、政治と経済の文脈で読む。〈カルチュラルスタディーズ〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第43回。
「共同体」の側からリベラリズムに問い返す。〈コミュニタリズム〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第42回。
「自由」を真ん中に置く政治哲学。〈リベラリズム〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第41回。
都市はなぜ、人を変えるのか。〈アーバニズムと下位文化理論〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第40回。
「生まれた家」と「つくった家」。〈定位家族と生殖家族〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第39回。
似ているけれど、違うふたつの単位。〈家族と世帯〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第38回。
「豊かな国の貧困」をどう考えるか。〈相対的貧困と絶対的貧困〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第37回。
私たちは「順番に話す」を、どうやっているのか。〈会話分析〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第36回。
「みんなの合理性」が、社会を壊すとき。〈社会的ジレンマ〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第35回。
「親密な関係」と「役割の関係」。〈第一次集団と第二次集団〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第34回。
同じ「みんな」でも、意味が違う。〈大衆と公衆〉の意味と使いどころを、在野の社会学研究者・吉岡詩織がインタビュー研究の視点から解説するシリーズ第33回。
「誰に聞くか」が結果を決める。〈有意抽出法〉と〈無作為抽出法〉の違いと標本誤差を、質的調査の視点も交えて読み解くシリーズ第32回。
抽象的な問いを、測れる問いに変える。〈概念化〉と〈操作化〉という二段階の作業を、児童虐待研究の例から読み解くシリーズ第31回。
「心は熱く、頭はクールに」。ウェーバーの〈価値自由〉から、研究者の情熱と客観性の両立を読み解くシリーズ第30回。
私たちは「誰の目」を意識しているのか。規範型・比較型から日本の「世間」まで、〈準拠集団〉という補助線を読み解くシリーズ第29回。
「似ている」ことで人がつながる社会。デュルケームの〈機械的連帯〉と有機的連帯の対比から、近代の変化を読み解くシリーズ第28回。
人生を動かすのは、案外「知人の知人」。グラノヴェッターの〈弱い紐帯の強さ〉から、人間関係と情報の流れを読み解くシリーズ第27回。
「人生」を社会学的に見るということ。コーホートや歴史効果を手がかりに、社会に編み込まれた〈ライフコース〉を読み解くシリーズ第26回。
研究者が「現場」に出ていくということ。文化人類学から都市社会学へ広がった〈フィールドワーク〉の姿勢を読み解くシリーズ第25回。
本番の前に、必ず通る一段階。調査票を試験的に実施する〈パイロット調査〉の役割と「小さく試して学ぶ」精神を読み解くシリーズ第24回。
なぜ今の仕組みはこうなっているのか。QWERTY配列を例に、制度が歴史に縛られる〈経路依存性〉を読み解くシリーズ第23回。
私たちは「モノ」ではなく「記号」を消費している。ヴェブレンからボードリヤールへ、〈社会的差異化〉を読み解くシリーズ第22回。
パニックや流言で群衆が動くとき。パークらシカゴ学派が捉えた〈集合行動〉を、集合行為との違いも含めて読み解くシリーズ第21回。
福祉は「みんな」か「必要な人」か。ティトマスの〈普遍主義〉と〈選別主義〉という対概念から、制度設計の論理を読み解くシリーズ第20回。
なぜ社会は崩壊しないのか。ホッブズが立て、パーソンズが社会学の中心に据えた〈ホッブズ問題〉と社会秩序の謎を読み解くシリーズ第19回。
「公の議論」はどこにあるのか。ハーバーマスの〈公共圏〉を補助線に、コーヒーハウスからSNSまで、議論の場の変容を読み解くシリーズ第18回。
電車で隣り合った知らない人と、私たちは黙って「儀礼的無関心」を交わしている。ゴフマンが見つけた都市のささやかな作法を読み解くシリーズ第17回。
テンニースが見たふたつの社会のかたち──ゲマインシャフトとゲゼルシャフト。近代化が「共同体」から「社会」へ何を変えたのかを整理するシリーズ第16回。
私たちの考えは、生きている社会のなかに「埋め込まれて」いる。マンハイムの知識社会学の鍵、存在拘束性を読み解くシリーズ第15回。
障害は「個人」にあるのか、「社会」にあるのか。障害の社会モデルが個人モデルと何を入れ替えたかを整理するシリーズ第14回。
社会から「外」へ追いやられる人をどう包み直すか──社会的排除と社会的包摂のあいだに、福祉と社会学の両側面から橋を架けるシリーズ第13回。
ジンメルが見つけた「文化の悲劇」──人間が作った客観的文化が、作り手である人を置き去りに増殖していく逆説を、いまの私たちの暮らしと重ねて読み解くシリーズ第12回。
人と人をつなぐ「目に見えない資本」ソーシャル・キャピタル。結束型・橋渡し型・連結型のちがいを軸に、その意味と限界を整理するシリーズ第11回。
なぜ私たちは「らしく」振る舞ってしまうのか。リントン・パーソンズ・ゴフマンらに連なる「役割期待」の概念で、社会と個人の絡まりを読み解くシリーズ第10回。
「現実」はあらかじめあるのではなく、人と人とのやりとりから社会的に作られる。バーガーとルックマンの社会構築主義を、インタビュー研究と結びつけて読み解くシリーズ第9回。
挨拶、行列、敬語──「あたりまえ」のなかに秩序を作り出している人びとの作法を問うエスノメソドロジー。ガーフィンケルが切り拓いた方法を整理するシリーズ第8回。
データから理論を立ち上げていくグラウンデッド・セオリー。グレイザーとストラウスが切り拓いた方法と、Tapiの在野研究のインタビュー研究の接点を読み解くシリーズ第7回。
質的と量的、ふたつの調査スタイルは対立ではなく補完関係。Tapiの在野研究のインタビューがなぜ質的なのか、その意味を整理するシリーズ第6回。
デュルケムが『自殺論』で示した自殺の3類型──自己本位的、集団本位的、アノミー的。個人の最期の選択にも社会の状態が映ることを、社会学の古典から読み解くシリーズ第5回。
日常の「あたりまえ」はどう作られるのか。シュッツが提唱しバーガーとルックマンに引き継がれた現象学的社会学を、Tapiの在野研究のインタビュー実践と重ねて。吉岡詩織が整理するシリーズ第4回。
シカゴ学派の移民研究にルーツを持つ「ライフヒストリー法」。100年前から社会学が大事にしてきたこの方法を、Tapiの在野研究がいまどう使っているか。吉岡詩織が整理するシリーズ第3回。
デュルケムが「物のように観察せよ」と言った社会的事実とは何か。個人の外にあって個人を拘束する社会の側の様式について、吉岡詩織が整理するシリーズ第2回。
ミルズが1959年に提示した「社会学的想像力」。身近な出来事と社会全体を行き来する翼を、Tapiの在野研究のヒーローコピー「ひとりの人生と、社会の歴史は、どちらか一方では語れない。」と結びつけて。
qbc(栗林康弘)への吉岡詩織のインタビューを、編集・制作を担当した本人が後日読み返したコラム。「子どもを持ちたいのは本能ではなく社会的欲求」と語った自分自身の言葉を、編集者の目で見直す入れ子構造。
39歳で出産、中学2年生の息子と暮らす向山さんが語る「自分の選択を、正解にするために生きる」という人生観。子どもがいるのを当たり前として育った人の、地に足のついた肯定の言葉。
放任主義の家庭で育ち、表現活動を続けながら子を持つ未来を考えている田中さん。聞き手から共有された「祈り」の話を自分のものとして受け取り直す瞬間と、過剰な言語化への違和感。
20代前半は「自分の遺伝子は残さない」と決めていた松江さんが、妻のために子作りをして男児を授かるまで。男性の産後鬱、男性ならではの「自分の体から生み出せない寂しさ」を率直に語った一本。
一人っ子で育ったメケさんが「シンプルにやってみたい」と語る、子どもへの素朴な希望。ゲーム禁止の経験を反転させた育成論と、自分の遺伝への懸念。世代間の伝達と切断のあわい。
大工として働くようさんの、「子どもをどっちかというと持ちたい」と「自分の血を受け継がせるのは、その子にかわいそうかも」のあいだの揺れを、編集者として読み返した一本。長く続いた自己否定からゆっくり肯定へ向かう、ナラティヴの書き換えのプロセス。
「子どもを持つ理由・持たない理由」プロジェクトで公開されたシャロ坊さんへのインタビュー(聞き手:吉岡詩織)を、媒体の編集・制作を担当した私(qbc)が読み返した一本。結婚や子作りを「せざるを得ない」と語りつつ、同時に「普遍的な勇気」と呼ぶ独自の世界観を、社会的事実という社会学の概念とつなげて読み解きます。
吉岡詩織という人を紹介したい。社会学の研究者で、会社員で、一児の母。「子どもを持つ理由・持たない理由」というテーマで何十人もの人にインタビューをしてきた人で、今は「仕事・育児をしながら創作をする理由」という次のテーマでも動き出している——。